世間を騒がしているGoToトラベルは今後どうなる？
2021年を迎え、いよいよ今年もスタートしました。2020年の話題といえば、「GoToトラベル」。国の政策として、2020年7月下旬より始まったキャンペーンとして、2021年1月31日宿泊分までとありましたが、1か月延長し2021年2月28日宿泊分までとなりました。
<振り返り>
- 2020年7月27日より「GoToトラベルキャンペーンスタート」※東京都以外の道府県が一斉にスタート
- 2020年10月1日より東京発着「GoToトラベルスタート」※これによりすべての都道府県が対象となる。
- 2020年11月24日～12月15日の期間、札幌市・大阪市への旅行は一時停止
- 2020年12月1日～12月17日の期間、東京在住（※一部の方）が一時停止 ※高齢者及び基礎疾患がある方等対象
- 2020年12月24日～12月27日の期間、広島市を目的とする旅行を一時中止
- 2020年12月28日～2021年1月11日の期間、すべての都道府県対象に一時中止
- 2021年1月12日～2020年2月28日宿泊分までGoToトラベル延長（予定）
注）自粛要請等は各都道府県で行っておりますが、上記はGoToトラベル利用に関わる事項となっております。
時系列をもとに、GoToトラベルキャンペーンはめちゃくちゃ振り回されております。
今後、さらにキャンペーンは延長されるのか？
一部、報道では2021年6月末までGoToトラベルキャンペーンが延長されると予想されています。しかしながら、2021年2月28日宿泊分の1か月延長は決定しておりますが、その後の政策は未発表。
GoToトラベル事業者登録をしている方は観光庁の通知・事務局の指示により行うこととなります。
しかしながら、12月下旬には国の来年度の予算1060兆円・コロナ対策の予備費が5兆円と決定したことから、時期を見ながら、2021年も当面延長されるのではないかと考えられます。
なぜなら、GoToトラベル事業が終了した場合、ある程度の時期までは旅行へ行く人が少なくなることが予想されております。
理由は旅行代金（35％割引）＋地域共通クーポン（15％付与）で最大50％割引となっており、GoToトラベルの事業が終了した場合、通常の価格及びそれ以上の旅行費にはお金をかけなくなること。
GoToトラベルは今後大きく左右されるのでは
1月11日までは「一時停止」となりましたが、今後は感染者が拡大すれば、各都道府県で緊急事態宣言も視野に入れることが起きることを前提に、そうなれば、GoToトラベルキャンペーンどころではなくなる。そうなった場合、一時停止となるが、感染者が収束したら、おそらくまたキャンペーンが復活することもあるでしょう。但し、3月末で一旦年度の終了となることが予想されるので、来年度の国の予算内にしっかりとGoToトラベルキャンペーンが組み込まれれば、またキャンペーンの継続が見えてくる。
今後の予想
2021年2月28日宿泊分までは通常の最大50％割引が適用されることとなるが、それ以降のGoToトラベルの割引率は時期を見ながら段階的に割引率を下げること、もしくは、週末・休日には人出が多くなることから、平日は現状維持、週末のみ割引率を下げるなどが考えられる。
政府は分散型旅行を今率先して、動いております。そのため、対策に合わせた割引率を設ける可能性も視野に入れるべき。
まとめ
あくまで、GoToトラベル事業に対して、これまでの時系列から推測し、予想をした限りです。
- 2021年1月31日→2021年2月28日まで約1か月間延長
- 2021年3月以降は分散型・都市型・地域型等で割引率を変更する可能性は考えられる。
- 延長期間は不明だが、国のコロナ予算を踏まえて、2021年6月末までの延長は可能と判断。
Thank you
次回はGoToトラベルを賢く利用する方法とノーリスクの予約方法をお知らせいたします。
