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旅行好きから旅行のプロの道へ【旅行会社で働く1年目の方】

旅行のプロの道
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はじめに
趣味が旅行、旅行に関わる仕事がしたい。そんな思いから旅行会社に入り、実際旅行好きから旅行をビジネスにするとなったら、思ったよりハードルにぶつかることはあるだろう。しかし、「経験は財産」「人は財産」と言わざる得ないのが、旅行会社の在り方です。リアルな旅行を提供するため、情報を提供しネットでは買えない情報も経験から伝えることができるのが旅行会社の楽しさでもある。

旅行会社に入り、お客様を目の前にしたとき、旅行の雑談では仕事になりません。

旅行好きから旅行のプロの道になるためには

  • 嘘は絶対ダメ。でも演者になり信頼を勝ち取る。
  • 「経験は財産」・「人は財産」が旅行会社の本質。
  • 団体旅行と個人旅行では、提案する案件は全く別物。

この3つがプロの道への第一歩です。

こんな悩みを解決していきます。

旅行が趣味で旅行会社に入ったのですが、どうやってお客様に案内するのか不安
少人数での旅行は得意ですが、団体旅行の場合の重要ポイントを教えてください。
行ったことがない場所は案内が不安になります。

演者になれ!!プロの道へ一歩

旅行会社に入ったらあなたはプロの方だと判断されます。そして信用を獲得するのにある程度、「演者」にならなければなりません。

いくら旅行好きでも十人十色であり、お客様の要望は無限です。また、旅行の知識をすべて把握することは不可能です。但し、決して誤った情報は絶対にダメです。

  • 嘘をついてはだめ。情報を正しく説明する。

旅行会社に勤めていると、言ったことのない場所や国が多いことが実感されるでしょう。嘘をつくことはダメですが知識を頭の中に入れ情報収集をし行ったことがあるような情報知識量をもつことです。演者のように振る舞うことができれば、お客様に信頼されることでしょう。

  • 経験は財産

これまで行った旅行の経験を形にすること。「先日○○の国」に行った際にガイドブックには載っていなかったけど、〇〇のお店が地元の人気店でした。良かったら行ってみてください。と現実に起きたことを、相手に伝えること。これこそ経験が財産ですよね。

今までのあなたの経験を活かし、好きな場所や国を整理しよう。

これまで、少なからず旅行が好きで日本や世界の旅行を経験されたことでしょう。まずは好きな国や場所を書き出してみましょう。その中で個人旅行と団体旅行を分けてポイントを整理することを心がけましょう。

個人旅行と団体旅行では案内が違う。

旅行会社の手配を考える上で、ホテル、食事処、移動手段をとっても個人旅行と団体旅行はまるっきり別物のように考えた方がよい。

例えば私は北海道が好きなので、例にとりましょう。札幌・小樽の一泊2日間のコースの依頼があったとしましょう。

個人旅行編

個人旅行の場合はコアな情報をもとう。

  • 移動手段はレンタカーや公共機関の情報の知識
  • ホテルは大型ホテルではなくアクセスの良く立地に良いホテル情報
  • ホテルの朝食は注意して確認しよう。
  • 観光地のアクセスや観光地の昼食は大型飲食店より、個人旅行向けの飲食店へ

新千歳空港に着いたら、札幌や小樽まで公共機関で移動(空港からの座席は必要であれば指定席を案内するのもあり) レンタカーの場合は空港の駐車場にはレンタカー車はありませんので、無料送迎車にてレンタカー会社へ移動。

札幌に着いたらホテルまでアクセス方法、ススキノ繁華街でおすすめの味噌ラーメン店や海鮮丼の情報。空港にも出店している有名店は本店がススキノにありますよ。と情報合わせて伝えるとよいのでは、、、

小樽に行ったら、やっぱり、お寿司か海鮮丼を食べたいですよね。〇〇のお店は小樽に行ったら必ず行ったらよいと思いますなど、、、

こんな感じで個人旅行向けのコアな情報をお伝えすることが大事。

良く聞かれる個人旅行の質問

  • 空港から市街までのアクセス
  • 市街からホテルまでのアクセス
  • おすすめスポットや食事処
  • お土産情報
  • ホテルの駐車場の有り無しと料金

 

団体旅行編

団体旅行は企業にとっても大事な収益の柱の一つです。しっかりと手配し次回の旅行も必ず利用して頂けるように企業の戦略として非常に重要な仕事です。そのため、料金設定は戦略をもってご案内すべし、、、

ホテル選び、食事、観光は時間配分がもっとも重要でしょう。

  • ホテル選びは評価が高く、スタッフの対応がお客様にもエージェントにも高い評価のホテルを選ぼう。
  • 夕食や昼食は団体メニューとなりますが、それなりのクオリティーが高い食事処と、現地特産品や郷土料理を使った店を選ぼう。
  • 観光はある程度一般的な観光地もありますが、独自のプランなどを用意して差別化を図る。

時間配分は個人旅行と異なり、貸切バスの規定上を踏まえ、季節や渋滞も考慮し移動時間を考えましょう。空港から貸切バスで移動の場合は空港のマップを把握し、集合場所や配車場所を的確に判断する必要もあります。新千歳空港の場合は空港周辺で待機して到着後に配車となる。

団体旅行で注意したいのが、健康状態も踏まえた上での食事。1日目、2日目ともに海鮮系の食事は空きますね。また1日目の夜にお酒をたくさん飲み方が多いツアーですと2日目の昼食は胃にやさしい食事が良いですよね。また食事の時間もホテルの朝食をたくさん食べる傾向もあるので、早い時間の昼食だと、おなかが満たされていない状況でのご案内も避けるべし、、

そこまで団体旅行には気を使いながら企画・提案をする必要があります。

もっとも重要なのは宿泊施設です。ホテルでの印象は団体旅行の印象を大きく左右します。ホテルの規模や人気度も重要ですが、スタッフの対応も旅行会社にやさしいホテルを選びましょう。

差別化を図る上で観光地は一般的には後から変更はいくらでもできます。そのため、ツアーのプランにあった観光地を選べば良いのですが、団体ツアーのメリットを生かす観光地や独自の観光地とコラボしたプランや特典があれば、競合他社に負けないツアーが企画できること。

 

よく聞かれる団体旅行の質問

  • 空港からの貸切バスの配車場所(添乗員がいない場合)
  • ホテルの宴会場の飲み物関係(夜ホテル宴会の場合)
  • ホテルや旅館のアメニティー
  • 昼食のメニュー
  • バス積み込みの場合
  • バスの座席マップ(サロン型など)やトイレ設備バスなど
  • コンパニオン手配
  • 2次会などのお店情報
  • ホテルや旅館の飲食の持ち込みなど、

まとめ

  • 経験がなければ情報収集を徹底し、「演者のように振る舞いお客様に案内」しよう。
  • 得意な地域や国を押さえ、「個人旅行と団体旅行のポイント」を分けて書き出そう。
  • 個人旅行と団体旅行では、プランの立て方も違えば、案内も違う。

きっと、経験ある地域や国に関しては、ある程度の知識はあるけれども、プロとしてサービスをお客様にご案内するときは個人旅行・団体旅行に分けて情報を伝えることが必要です。

団体旅行なのにおすすめの昼食会場のキャパを超えているなんて問題外です。個人旅行では10分で行ける観光地でも、大型バスでは20分かかることもあります。しっかりと分けて企画しましょう。

Thank you!!

 

ABOUT ME
Morishi
1983年生まれ、「Morisi」です。 旅行会社に13年勤務→脱サラ→コロナ禍の中2020年新に旅行会社を設立。 旅行会社の裏情報やこれから旅行会社に就職・転職を目指している人・旅行会社勤務している人・旅行会社を起業をしたい人向けに私の経験と知識をお伝えできればと考えております。 旅行にまつわるお話や旅行情報も合わせて発信していきます。 ◇資格◇ 総合旅行業務取扱管理者 総合旅程管理主任者 インバウンド実務主任者

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