はじめに
旅行会社を経営しているMorishiです。
本記事は「添乗員の格好と必要な荷物」について解説していきます。
添乗員のお仕事を任され、いざ旅行の準備
「明日からちゃんとご案内できるかな」とすこし不安になりながら身支度をする。
国内・海外旅行の添乗員は荷物はなるべく軽量化にし、動きやすい形で荷物を準備しましょう。
- 添乗員(ツアコン)経験が浅く、不安に思っている方
- 不安症で荷物を多く持っていく方
- 一般的な添乗員のスタイルが望ましい職場の方
添乗員の格好と必要な荷物
添乗員のスタイルと必要な荷物について解説していきます。
一般的な添乗員のスタイルにてついて解説しますので、あなたの会社の社風や添乗員の格好は特に自由ということであれば、参考に確認して頂ければ幸いです。
添乗員の格好
添乗員のスタイルは基本スーツもしくはカジュアルスーツが定番です。
しかし、お客様の旅行テーマに合わせて、服装を変えることも良いと思います。
- 社員旅行や国内旅行の場合は基本スーツもしくはカジュアルスーツ
- リゾート地などはカジュアルスーツと中日はラフな格好
お客様が会社の場合はスーツが基本スタイルです。但し、ハワイやグアムなどリゾート地に訪れるのであれば、中日はポロシャツにチノパンなどカジュアルでも問題ないでしょう。
私の場合は、社員旅行や慰安旅行の場合は必ずスーツを着ていきます。
夏場以外は「ネクタイ」をして行きます。
リゾート地や東南アジアに行く際は中日はポロシャツにチノパンのスタイルを利用するときもあります。
カジュアルスーツでおすすめなのが、ストレッチのセットアップです。洗濯機で洗えるし、伸びます。ナイロン素材のためめちゃくちゃ便利で、スーツケースの中に入れても問題ありません。
身だしなみはしっかりと、靴はなるべく革靴か黒の靴を選びましょう。日頃から身だしなみには気を付け、靴は磨くように心がけましょう。
T-シャツやジーパン・スニーカーなどは避けましょう。
必要な荷物
添乗員は、ツアーの旅程表や名簿・予約内容・確認書(Reservations)など、必要な書類が多くあります。なるべくクリアファイルなどで整理し、当日必ず忘れないようにしましょう。
必要な物
- バック(サブ)
- スーツケース
- 腕時計
- 筆記用具(+αボールペンなどは多めにお客様に書類記入して頂くことも、、)
- 電卓
- 添乗員用の財布
- チャック袋
- 目覚まし時計
- 携帯電話充電器
- おりたたみ傘
- シャチハタ・領収書(観光施設にて送客手数料の領収書を発行する場合がある)
- のり、セロハンテープ・ホッチキス・はさみ
- 輪ゴム・クリップ・付箋
- ガイドブック 地図時刻表
- 薄手のカーデガン
- ウェットティッシュ
- クリアファイル
+α海外の場合
- パスポートケース
- クレジットカード
- 常備薬(市販のもの)
+α2021年の必需品(コロナ禍の特別な準備物)
- マスク(旅行日数+予備)
- 殺菌用のウェットティッシュ
- 非接触型体温計
添乗員の大事な仕事「お金の管理」。これはすごく大事になります。ツアー終了後に仮払い清算をしますので、しっかりとお金の管理をしてください。
添乗員用のお財布は必ず用意した方が良いです。大金やクレジットカードなどを常にもっていることが多いので、海外でも使用できるような財布を選びましょう。
国内旅行(飛行機)で注意すること
添乗員は、リスク管理を徹底しなければなりません。お客様はスーツケースなどは預けて頂くケースが多いですが、添乗員は機内に持ち込みできるスーツケースにしましょう。
なぜなら
- 到着のターンテーブル(荷物受取所)で荷物の出るタイミングが分からないため。
- 添乗員の仕事は、到着のターンテーブル(荷物受取所)では、先導して皆様の荷物確保に専念する必要がある。
- 万が一預けた荷物が目的地に到着していない場合、恥をかくのはあなたです。
お客様を待たせることは添乗員として失格です。注意しましょう。
手荷物持ち込みの場合のスーツケースの規定
- 手荷物1個まで
- 55㎝×40㎝×25㎝/合計115㎝
- 10㎏未満
預け荷物の規定(お客様が預ける場合)
- 50㎝×60㎝×120㎝以内
- 20キログラムまで無料
最新の情報はご利用になる航空会社のホームページで確認すること
機材や座席数等により、変更になる場合がある。
添乗員の持ち物でハサミがありますが、これは持ち込みの際に規定に反する場合がある。「刃の長さ」等の規定があるので、通常のはさみは持ち込みできないので注意しましょう。
海外旅行の場合で注意すること
海外旅行の場合で注意することは、国内同様スーツケースはなるべく3泊4日以内の旅行ツアーであれば、預け荷物ではなく、手荷物で機内に持ち込みましょう。それ以上の欧米などの旅行の場合は、預け荷物として預けることになるでしょう。もちろん規定内であれば、なるべく機内に持ち込みましょう。
添乗員の方やお客様でもたばこを吸う人がいますよね。
最近は電子タバコが吸う方も増えました。国によっては電子タバコを持参することが禁止されています。
利用する航空会社などのホームページで詳細が記載しておりますので、必ず目を通すことが大事です。
私は「たばこを吸わないから」と調べないのではなく、お客様の目線で情報提供することが、のちのトラブルを回避する要因となりますので、しっかりと準備しましょう。
まとめ
添乗員は基本、お客様から注目されることが多いので、派手な「バック・スーツケース・時計」などは避けましょう。プライベートと添乗員をしっかり区別し、スタイル、旅行バックを選び準備しましょう。
Thank you!!!